03年
京都牝馬S(G3)を勝つなど、牝馬戦線で活躍した
ハッピーパス(牝6、美浦・
藤沢和雄厩舎)が、19日付で
JRA競走馬登録を抹消されることになった。今後は・ノーザンファーム遠浅で繁殖入りする予定。
ハッピーパスは
父サンデーサイレンス、
母ハッピートレイルズ(
その父ポッセ)という血統で、半姉は93年
マイルCS(G1)など重賞6勝を挙げた
シンコウラブリイ(
父Caerleon)、従兄に97年
アルゼンチン共和国杯(G2)を勝った
タイキエルドラド、00年
函館スプリントS(G3)を制した
タイキトレジャーがいる。
3歳時に
クイーンC(G3)、
フィリーズレビュー(G2)ともに2着とし、鞍上の岡部騎手悲願の
桜花賞(G1)制覇に期待が高まったが、
桜花賞は
テイエムオーシャンの4着に終わる。
オークス(G1)7着の後、なかなか勝ち星に恵まれなかったが、02年末からペリエ騎手が騎乗したレースを3連勝で飾り、
京都牝馬Sで初重賞制覇を飾った。今月13日の
中山牝馬S(G3)2着を最後に引退となった。通算成績は28戦5勝(重賞1勝)。