2月・・・少しづつ、仔馬出産のNewsが増え始める時期になってきました。そんな中ですが、先週末に欧州-仏から、珍しい種牡馬入りのNewsが出ました。

　2008年に、無敗で凱旋門賞(仏G1)を優勝したザルカヴァ[Zarkava](現在：牝11)の3番仔

ザルカー[Zarkar](牡4)

が、南米 アルゼンチン のヌマンシア牧場[Haras La Numancia]で種牡馬入りする事が明らかになりました。

　Zarkarの血統は、父：ガリレオ[Galileo]、母：ザルカヴァ[Zarkava](母父：Zamindar)。なお、現役時のレースは、無し。未出走での種牡馬入りとなりました。

　3歳時点までは、母と同じく、アガカーン4世殿下[H H Aga Khan]の所有馬。なお、今回の南米への種牡馬入りで、所有者は、アルゼンチンのHeritage Stud Bloodstock に既に移っています。

　Zarkar自身は、欧州での出国検疫を終え、今週末に、アルゼンチンに到着しました。

　種付けは、今年の秋(およそ10月頃)の見込みです。
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【追記1】
　上記ネタ元URLは、RacingpostのBloodstockからのNewsです。

　なお、アルゼンチンでも、このNewsが出ていましたので、下記に添えて置きます。

●アルゼンチンでのNews URL： http://www.turfdiario.com/zarkar-una-ilusion-que-se-pone-en-marcha/ [アルゼンチン等 南米の競馬Newsサイト Turfdiarioより/スペイン語]

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【参考】
　アルゼンチンは、南米最大の競馬開催国(れっきとしたPART1国(いわゆる一流の競馬開催国))です。(※JRAの重賞に、アルゼンチン共和国杯(G2)があるくらいだから。)

　他の競馬国に比べて、イメージしにくいが、日本では、

・ポトリザリス[Potrizaris]：(ディアデラノビア[Dia De La Novia]の母)
・マルペンサ[Malpensa]：(サトノダイヤモンド[Satono Diamond](今日のきさらぎ賞(G3)出走)の母)

の様に、母父は、北米(主にアメリカ)の主流系統が多く繁栄。(現在は、Storm Cat系が主流)そんな中、Sadler's Wells系統は、アルゼンチンでは、『不毛状態』。

　その状況下にもかかわらず、体型や骨格の丈夫さ(良さ)に目を付けて導入したとの事です。

ネタ元のURL

http://bloodstock.racingpost.com/news/bloodstock/zarkavas-son-zarkar-sold-to-south-america/2025592/top/