4/18(月)、白夜書房から島田明宏氏の新刊「消えた天才騎手 最年少ダービージョッキー・前田長吉の奇跡」が発売されます。

　戦時中の1943年、20歳の若さでダービーを制した天才騎手・前田長吉。騎乗馬クリフジは、ウオッカの前にダービーを勝った牝馬として知られています。

「競馬界の沢村栄治」前田長吉は、わずか2年半の騎手生活で四冠制覇、勝率3割超という成績を残しながら出征し、競馬史から忽然と姿を消しました。

　しかし、2006年に起きたある出来事をきっかけにいくつかの奇跡が重なり、「謎の天才騎手」のすべてが明らかに！

　本書は、足かけ6年におよぶ長期取材をまとめた渾身のノンフィクションです。

　競馬史を書き換える歴史書として、伝説の騎手の謎を解き明かすミステリーとして、そして、数奇な運命をたどった若者の生きざまを描いたドラマとしても楽しめる一冊です！

【収録内容】
●3つの奇跡
2006年の「帰郷」、07年の名牝登場、08年の若武者の活躍が、前田長吉の存在に光をあてた。
●家出同然で東京へ
八戸の生家を飛び出し、東京競馬場の名門厩舎へ。
●最年少ダービージョッキー誕生
今なお破られぬ「競馬の祭典」最年少優勝記録を樹立するまでの舞台裏。
●2年半で通算勝率3割超
勝率2割で一流と言われる騎手界にあって驚異的な戦績を残せたのはなぜか。
●臨時召集〜収容所での抑留生活
時代の荒波に翻弄され、戦地へ。そこで待ち受けていた悲運。
●蘇る幻
前田長吉の「血脈」は生きている。そして「長吉伝説」を繋ぐ者たちがいる。

■消えた天才騎手 最年少ダービージョッキー・前田長吉の奇跡
著者：島田明宏
価格：1000円(税込)
発売：2011年4月18日
発行：白夜書房


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