スマートフォン版へ

ダンスインザムード、無敗で桜花賞制覇

  • 2004年04月11日(日) 16時35分
 11日、阪神競馬場で行われた牝馬クラシック第1弾・桜花賞(G1・芝1600m)は、武豊騎手騎乗の1番人気ダンスインザムード(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)が中団待機から4角手前で徐々に進出、直線早め先頭に立つと、直線内から伸びてきた7番人気アズマサンダースに2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分33秒6(良)で、昨年スティルインラブがマークしたレースレコードを0.3秒更新した。

 2着はアズマサンダース、3着は直線外から伸びてきた4番人気ヤマニンシュクル。2番人気スイープトウショウは前走同様ゲート入りに時間がかかり、道中後方3番手から直線伸びるも5着に終わった。3番人気ムーヴオブサンデーはスタート直後からかかり気味に進出、2番手追走から直線粘ったが4着に終わった。

 勝ったダンスインザムード父サンデーサイレンス、母は先月30日に亡くなったダンシングキイ(その父Nijinsky)という血統で、姉は95年オークス(G1)を制したダンスパートナー(父サンデーサイレンス)、兄は96年菊花賞(G1)を制したダンスインザダーク(父サンデーサイレンス)。クラシック3兄弟制覇は、フリッパンシーを母に持つセントライト(41年皐月賞・ダービー・菊花賞)・アルバイト(42年皐月賞)・トサミドリ(49年皐月賞菊花賞)以来、史上2度目の快挙。また無敗での桜花賞制覇は91年シスタートウショウ(父トウショウボーイ)以来、13年ぶり6頭目。関東馬が桜花賞を制すのは86年メジロラモーヌ(父モガミ)以来18年ぶりとなった。

 鞍上の武豊騎手は89年シャダイカグラ(父リアルシャダイ)、93年ベガ(父トニービン)、94年オグリローマン(父ブレイヴェストローマン)、98年ファレノプシス(父ブライアンズタイム)に続き、史上最多の桜花賞通算5勝目となった。昨日はシーキングザダイヤでニュージーランドT(G2)を制しており、2日連続の重賞制覇。管理する藤沢和雄調教師は今回の勝利で初クラシック制覇。桜花賞にはこれまで4頭(99年スティンガー12着、00年レディミューズ6着、01年ハッピーパス4着、02年シャイニンルビー3着)出走させていた。

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す