天皇賞・春の追い切りに沸く栗東トレセンに27日、名古屋競馬に所属する女性ジョッキー、木之前葵騎手(22)=錦見勇夫厩舎=が初めて訪れた。
中央の調教を学ぼうと企画されたもので、同じく地方騎手6人とともにトレセン内を見学。さらには、自らも森厩舎3頭と高橋忠厩舎1頭の計4頭の調教にも騎乗。坂路、CWコース、Pコースの各コースの雰囲気を肌で味わった。まだ競馬学校生だったころに美浦トレセンは見学したことがあるという木之前騎手だが、中央のトレセンで調教に騎乗したのは今回が初めて。「CWコースでは馬が脚を取られていて、普段のダート調教とは違う感覚で驚きました。坂路も映像などで見てイメージしていたよりも道幅が狭くて、馬に砂がかぶらないように走らせるのに気をつかいました。栗東の雰囲気を味わえて、それぞれのコースも体感できて有意義でした」と声を弾ませた。
中央競馬で16年ぶりに誕生した女性ジョッキー、藤田菜七子騎手(18)=美浦・根本厩舎=とはLINEで連絡を取り合う仲だという。地方交流やイベントに引っ張りだこの18歳に、「最近はLINEでメッセージを送っても返信が遅くて忙しそう。(23日東京競馬1Rの)落馬も心配したけど、大事に至らなくて安心しました。彼女のニュースはネットなどでもよくトップに取り上げられたりしていますし、同じ女性騎手として競馬を盛り上げてほしいですね」とエールを送っていた。
名古屋競馬の女性騎手。
今年はカツゲキキトキトで重賞2勝と活躍しています。
この経験を活かし頑張っていってほしいですね!
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