25日、米国・ゲインズウェイファームに繋養されていた名種牡馬アイリッ
シュリヴァー
Irish River(牡28)が死亡したことが明らかになった。
アイリッ
シュリヴァーは1976年生まれで、
父Riverman、
母Irish Star(
その父Klairon)という血統。2歳時には仏グランクリテリウム(仏G1・芝1600m)、
サラマンドル賞(仏G1・芝1400m)、モルニ賞(仏G1・芝1400m)を勝ち78年の仏2歳チャンピオンに選ばれ、翌年も仏2000ギニー(仏G1・芝1600m)、イスパーン賞(仏G1・芝1850m)、
ジャックルマロワ賞(仏G1・芝1600m)、ムーランドロンシャン賞(仏G1・芝1600m)を勝ち、仏3歳牡馬チャンピオンに輝いている。通算12戦10勝の成績を残してフランスで種牡馬入り、2年目に米国のゲインズウェイファームに移動後は、
Hatoof(英1000ギニー-英G1)、
パラダイスクリーク(
アーリントンミリオン-米G1)、
Brief Truce(セント
ジェイムズパレスS-英G1)、
Exit to Nowhere(
ジャックルマロワ賞-仏G1)など82頭のステークスウイナーを輩出。01年に種牡馬を引退していた。日本では
パラダイスクリークが導入され、
カネツフルーヴ(
帝王賞-交流G1)などの子孫を残している。