1日、東京競馬場で行われたダービーTRの
青葉賞(G2・芝2400m)は
蛯名正義騎手騎乗の2番人気
ハイアーゲーム(牡3、美浦・大久保洋吉厩舎)が優勝。勝ち時計の2分24秒1(良)は過去10年で最も速く、ダービーのレースレコードの2分25秒3も大幅に上回る好時計となった。2.1/2馬身差の2着は内から伸びた5番人気
ホオキパウェーブ。道中は2番手を追走した1番人気の
シェルゲームは一旦先頭に立ったものの2着からさらにクビ差の3着に終わった。通常、上位3着までにダービー出走権が与えられるが、3着の
シェルゲームは外国産馬のため同レースでは優先出走権は与えられない。
勝った
ハイアーゲームは、
父サンデーサイレンス、
母ファンジカ(
その父Law Society)という血統。03年の10月に東京でデビューし、初勝利。その後の
百日草特別、ラジオたんぱ杯2歳S(G3)では
コスモバルクの2着、3着。今年に入ってから
セントポーリア賞で勝ちを収めたが、
弥生賞(G2)では4着だった。通算成績は6戦3勝。勝った
蛯名正義騎手は
青葉賞が重賞に格上げされてからは同レース初制覇となる。重賞通算66勝目。管理する大久保洋吉調教師は、同レース初制覇。重賞通算30勝目となった。