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熱発のナイキストはベルモントS回避が決定

  • 2016年05月25日(水) 08時28分
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ナイキスト(Nyquist)は6月11日に行われるベルモントステークスの出走を断念すると、ダグ・オニール調教師が5月24日朝に語った。

昨年の2歳牡馬チャンピオンであるナイキストはプリークネスステークスではエグザジャレイター(Exaggerator)の台頭を許したものの、5月7日のケンタッキーダービーに勝利した。2頭はベルモントステークスで二冠目を争う見込みだったが、それはなくなった。ナイキストはプリークネスステークスで3着に敗れるまでは8戦無敗だった。

ナイキストは担当の獣医師から健康のお墨付きを得ることができれば、今週末か来週の頭にピムリコ競馬場からカリフォルニア州の拠点に移送すると、オニール師は述べた。今後の目標はまだ決めていないとも付け加えた。

(以下省略)


■ダグ・オニール調教師
正式に回避する。血液検査の結果が今朝戻ってきて、白血球の数値が上昇していることを示していた。熱も再び上昇している。抗生物質の投与を増やして体調を取り戻す必要がある。これからは今後の戦いに備える。

我々はまだなにも検討していない。まずは健康を取り戻そう、ということ。日を置いて体調が戻らなければ難しい。併せ馬ができるようになったら目標を決めたい。


(Blood-horse 5月24日)


【補足】
ケンタッキーダービー馬の回避は残念です。ナイキストはフロリダダービー後にも熱発で白血球の増加があり、タフなタイプではないのかもしれません。

オニール師は今後のローテについて白紙を強調しましたが、兄弟のデニス・オニール調教助手はハスケルインビテーショナルステークスやトラヴァーズステークスなどの夏の3歳G1をターゲットにすると発言したと、複数のメディアが伝えています。

さらにポーリックレポートではペガサスワールドカップやドバイワールドカップへの出走を否定せず、昨年のブリーダーズカップジュヴェナイル優勝後にダーレーと種牡馬入りの契約を締結した際、繁殖の権利については決めておらず、4歳時も現役を続行する可能性についても触れられています。

Elevated White Blood Cell Count Rules Nyquist Out Of Belmont Stakes; Summer Campaign Planned(PaulickReport)
http://www.paulickreport.com/news/triple-crown/elevated-blood-count-rules-nyquist-belmont-stakes/
ネタ元のURL
http://www.bloodhorse.com/horse-racing/articles/211872/nyquist-out-of-belmont-stakes-with-fever

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