ウィンクス(Winx)の世界最高の競走馬としての評価が脅威にさらされている。
仏G1での圧勝劇は、日本のスターホースであるエイシンヒカリが次回の世界ランキングの発表の際に、ウィンクスとカリフォルニアクローム(California Chrome)からその地位を奪うと見られている。
エイシンヒカリは水曜日にシャンティイ競馬場で行われたイスパーン賞で10馬身差をつけて勝利し、オーストラリアの国際競馬の専門家であるグレッグ・カーペンターに世界のリーダーとなる馬を改めさせようとしている。
エイシンヒカリは昨年12月の香港カップに勝利した。
そして、ライバルの評価とシャンティイで彼らにつけた着差を考慮すると、計算上はエイシンヒカリの走りは130台中盤をマークする可能性があるとカーペンターは述べた。
ウィンクスとカリフォルニアクロームは126のレイティングを保持している。
■グレッグ・カーペンター
さて、ワールドベストレースホースランキングは6月2週にリリースされますが、ウィンクスとカリフォルニアクロームが昨夜のエイシンヒカリのパフォーマンスによって抜かれることは間違いありません。
(BLOODSTOCK.COM.AU 5月25日)
【補足】
130中盤のレイティングというと、ジャスタウェイの130を超え、日本馬歴代最高のエルコンドルパサーの134を抜く可能性もある数字です。
グレッグ・カーペンターはオーストラリア・ヴィクトリア州の競馬統括団体であるレーシングヴィクトリアのチーフハンディキャッパーです。レイティングをつける立場の人物なので、この発言の信ぴょう性は高いです。
130中盤というレイティングは数年に1回というレベルの評価なので、エイシンヒカリのイスパーン賞がこのまま今年の世界最高のレースとなる可能性は十分すぎるほどあります。プリンスオブウェールズステークスやその後のレースでさらなる高いパフォーマンスを見せてくれるのかにも注目が集まりそうです。凱旋門賞へという声も高まりそうですね。
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