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メジロブライトが急死

  • 2004年05月16日(日) 15時33分
 16日、98年天皇賞・春(G1)を制したメジロブライト(牡10)が、繋養先のビッグレッドファームで、種付け終了後に心臓発作を発症し死亡した。

 メジロブライトは、父メジロライアン母レールデュタン(その父マルゼンスキー)という血統で、半弟には00年朝日杯3歳S(G1)を制したメジロベイリー(牡6、栗東・武邦彦厩舎、父サンデーサイレンス)がいる。

 同馬は、96年函館でデビュー戦(芝1800m)を飾り、続くすずらん賞(OP)、デイリー杯3歳S(G2)は2着に惜敗するが、ラジオたんぱ杯3歳S(G3)で初重賞制覇を飾り、翌97年の共同通信杯(G3)も制覇し、クラシック有力馬となった。スプリングS(G2)2着を挟んで臨んだ皐月賞(G1)は、後方待機策から直線追い込むも、逃げたサニーブライアンの4着に終わった。ダービー・菊花賞(共にG1)も、後方待機から直線追い込むが、ともに3着に敗れた。

 同年11月のステイヤーズS(G2)から翌年のAJCC阪神大賞典(共にG2)を制し、続く天皇賞・春では、中団待機から直線鋭く伸び、2着ステイゴールドに2馬身差を付ける快勝で、初G1制覇を飾った。

 その後も、98年有馬記念(G1)、99年天皇賞・春で2着など、重賞戦線で活躍。00年1月に屈腱炎を発症し休養入り。同年10月の京都大賞典(G2)で復帰したものの8着。その5日後に引退、種牡馬入りとなった。通算25戦8勝(重賞7勝)。

 産駒は今年デビューで、4月22日の道営・ホッカイドウ競馬7Rで、ハクシンルーシー(牝2、北海道・須藤三千夫厩舎)が産駒の先陣を切ってデビューしたが、3番人気で7着に終わっている。

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