17日、国税庁が2003年分の確定申告での納税額1000万円を越える高額納税者を公表し、競馬関係者では社台ファーム代表の吉田照哉氏が全国で12位(前年8位)にランクインした。納税額は7億4548万円(前年8億331万円)。昨年は生産馬の
ネオユニヴァースが
日本ダービー(G1)、
皐月賞(G1)を、
ザッツザプレンティが
菊花賞(G1)を勝ち3歳クラシックを生産馬で独占。持ち馬であり生産馬でもある
デュランダルが
スプリンターズS(G1)、
マイルCS(G1)を勝つなど関係馬が活躍した。
同じく社台グループのノーザンファーム代表で、吉田照哉氏の弟・吉田勝己氏も4億3749万円納税(前年3億1533万円)で38位(前年69位)にランクインした。こちらは生産馬の
アドマイヤグルーヴが
エリザベス女王杯(G1)、
アドマイヤドンが
JBCクラシック(交流G1)、
南部杯(交流G1)などを勝った。
また、騎手部門では昨年、
JRA史上初の年間200勝を達成した
武豊騎手が、滋賀県の高額納税者として3位にランクインしている。納税額は8485万円。