19日、道営・札幌競馬場で行われた3Rルーキーチャレンジ2歳(ダート1000m)は、小嶋久輝騎手騎乗の1番人気クラビッグレディ(牝2、北海道・堂山芳則厩舎)が5番人気オペラサンデーに1/2馬身差つけ優勝。勝ちタイムは1分3秒3(良)。さらに3馬身差の3着は2番人気トミノディアブロ。勝ったクレビッグレディは父ブラックタイアフェアー、母クラシャトル(父ワカオライデン)という血統。12日のデビュー戦では3着だった。

　先日急死したメジロブライトの初年度産駒ラグタイム(牝2、北海道・米川昇厩舎)は、3番人気に支持されたが4着に終わった。メジロブライト産駒はすでにハクシンルーシー(牝2、北海道・須藤三千夫厩舎)、ブライトマリア(牝2、北海道・澤好美)がデビューしているものの、まだ勝ち星をあげていない。　

　5Rフレッシュチャレンジ2歳(ダート1700m)では、小嶋久輝騎手騎乗の1番人気モエレラムタラ(牡2、北海道・堂山芳則厩舎)が2番人気ナリタトリッキーに1.1/2馬身差つけて優勝。勝ちタイムは1分53秒5(良)。2着から大差での3着には、3番人気サウサリートブルー。勝ったモエレラムタラは父ラムタラ、母マジックショール(その父ダイヤモンドショール)という血統で、伯父にタヤスツヨシ(94年ラジオたんぱ杯3歳S-G3、95年日本ダービー-G1)を持つ良血馬。

　6Rフレッシュチャレンジ2歳(ダート1000m)では、斎藤正弘騎手騎乗の2番人気テラノリファード(牡2、北海道・大崎順司厩舎)が優勝。2着センノクニャーズに7馬身差つける圧勝だった。勝ちタイムは1分1秒7(良)。さらに7馬身差の3着には4番人気ビコーバーベナ。勝ったテラノリファードは、父はプレザント、母キョウランマン(その父ハイブリッジスルー)という血統。

　98、99年有馬記念、99年宝塚記念(全てG1)などを制したグラスワンダーの初年度産駒として初出走となったプロージット(牝2、北海道・林和弘厩舎)は、五十嵐冬樹騎手の騎乗で、1番人気(単勝220円)に支持されたものの8着に終わった。