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海外オーナー生産のディープ産駒1歳馬たち

  • 2016年07月19日(火) 06時28分
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社台スタリオンステーションで繋養される世界収得賞金リーディングサイアーのディープインパクトは種付け頭数220頭のうち海外からの牝馬が7頭含まれている。

ホソダ(注:社台SSの広報担当)はディープインパクトが種付けをした牝馬の詳細を公表することはできないと言ったが、彼は海外からの牝馬がこれまでで最大規模で、そのオーナーは世界の競馬で最も著名な人物の何人かが含まれていることを語った。

ジャパンスタッドブックでは2016年のディープインパクトの仔馬の数の情報はまだ記録されていないが、ホソダは172頭の1歳馬が登録されたことを明かしている。

これらの1歳馬のうち、クールモアのパートナーに関連付けられている法人が2頭の牡馬を生産、レディ・バンフォードのデイルズフォードスタッドが1頭の牝馬を、オーストラリア人のポール・ファッジが1頭の牝馬を、シェイク・モハメドのダーレーが数頭のディープインパクト産駒をすべて北海道を拠点とするダーレー・ジャパン株式会社の名義で生産している。

クールモアの法人によって生産された1歳牡馬はそれぞれ、アイルランドのG3勝ち馬チェロキーII(Cherokee)、G1勝ち馬メイビー(Maybe)を母に持ち、ともにアイルランドに輸出された。

レディ・バンフォード生産の牝馬はデュークオブマーマレード(Duke of Marmalade)とルーラーオブザワールド(Ruler of the World)のきょうだいで2010年のセールで95万ユーロで購入されたソーインラヴウィズユー(Soinlovewithyou)を母に持つ。ソーインラヴウィズユーは今年の5月、さらにディープインパクト産駒の牝馬を生んだ。

ファッジの生産したディープインパクトの牝馬は、アイルランドのステークス勝ち馬で1000ギニー勝ち馬スリーピータイム(Sleepytime)と同じ牝系のサイレンズソング(Siren’s Song)から生まれ、この春にオーストラリアに輸出された。

種付け料3000万円を誇る14歳のディープインパクトは、世界で最も高い価値を持つ種牡馬の1頭であり、日本国外の生産者が所有する牝馬と種付けさせたい場合は、高額の輸送費とも向き合わねばならない。


(RACING POST.com 7月17日)


【補足】
“レーポスの記事で社台SS種牡馬の種付数判明”と同じ元ネタからディープインパクトに関する記事を抜き出しています。
ネタ元のURL
http://live.racingpost.com/Event/Shadai_Stallion_Station

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