23日、
金沢競馬場で行われたジェイティービー賞(ダート2000m、1着賞金320万円)は、渡辺壮騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝100円)
ホシオー(牡8、金沢・松原正文厩舎)が、道中2番手追走から3角で先頭に立つと、後方待機から追い込んだ4番人気
オーミアジルに4馬身差を付けて圧勝した。勝ちタイムは2分09秒5(稍重)。3着は勝ち馬をマークして進んだ2番人気、元
JRA所属馬
ブラインドタッチ。昨年の覇者で、01年もみじS(2歳OP)を勝っている
トゥインチアズは5着に終わった。
勝った
ホシオーは、
父エルハーブ、
母キリプリンセス(
その父クラウンドプリンス)という血統。99年5月に栗東・増本豊厩舎からデビューし、3戦目で初勝利を挙げる。02年ベルテギウスS(OP)で2着に入るなど、ダート中距離戦線では欠かせない存在であったが、03年8月の
阿蘇S(OP)を最後に、金沢・松原正文厩舎に移籍。移籍初戦を飾ると、03年11月の北国王冠から今年4月のス
プリングCまで重賞6連勝を達成。
オグリキャップ記念(交流G2)は出走取消となったが、今回のレースを制し、重賞7連勝とした。金沢移籍後は無傷の8連勝。通算53戦14勝(
JRAは45戦6勝)。