26日、道営・札幌競馬場で行われた2R
アタックチャレンジ(2歳・ダート1000m・1着賞金110万円)で、
宮崎光行騎手騎乗の2番人気
クラキングレディ(牝2、北海道・須藤三千夫厩舎、
父リンドシェーバー)が優勝。スタリオンシリーズで獲得した種付け権利によって誕生した産駒としては初勝利となった。勝った
クラキングレディは、重賞5勝の兄
クラキングオー(
父スズカコバン)が、00年8月31日に旭川競馬場で行われた
王冠賞を制し、翌01年の
リンドシェーバー種付け権利を得て誕生した産駒。
スタリオンシリーズとは、対象レースに優勝(交流重賞は2〜3着まで)した馬主に対し、翌年の種付け権利を与えるもので、00年から実施されている。種付権利が与えられる種牡馬には
テイエムオペラオーや
ダンスインザダーク、
タイキシャトルなど、人気種牡馬がラインナップされている。今年度は、交流重賞と合わせて計56レースが実施される。なお、6月17日に札幌競馬場で行われる
北海道スプリントC(交流G3・ダート1000m)の優勝馬主には、
サクラバクシンオーの種付け権利が与えられる。