リオ五輪について語った藤田菜七子騎手
リオデジャネイロ五輪が8月5日から開幕します。日の丸を背負って戦う五輪選手を、競馬関係者も応援しています。そこで騎手や調教師などにリオ五輪の注目選手などを聞いた。4回目は藤田菜七子騎手(18)=美浦・根本厩舎=。
―4年に一度のスポーツの祭典、リオデジャネイロ五輪がいよいよ始まります。注目している選手や競技などがあれば教えてください。
「私は騎手ですが、スポーツを観る時は球技が好きですね。今大会では女子卓球チームの石川(佳純)選手や伊藤(美誠)選手、バレーボールの木村(沙織)選手、バスケットボールの渡嘉敷(来夢)選手など、同じ女性アスリートの方々の活躍を応援しています!」
―16年ぶりのJRA女性騎手として、3月にデビューしました。スポーツを見る目に変化はありますか。
「騎手になってからは特に、他のスポーツで活躍している女性アスリートを見る目が変わりました。大変なトレーニングも相当していると思います。どういう調整で試合に臨んでいるのか、どんなメンタルトレーニングをしてきたのかなど、そこに至るまでのプロセスを、より注目するようになりました」
―これまでに影響を受けた選手やチームなどはありますか。
「なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)は中学生の頃からよく見ていました。優勝した11年のワールドカップや、準優勝だった12年のロンドン五輪を見て、同じ女性として、勇気をもらっていました。特に岩淵(真奈)選手が好きで応援していたんですが、今回は残念ながら予選で敗退してしまいました。そのぶん、男子サッカーチームにも頑張ってほしいですね!」
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