馬産地として知られる日高中部3町(新冠町・静内町・三石町)の合併後の新名称を「ひだか市」とすることが決定した。
10日、新冠町のレ・コード館で8回目になる日高中部合併協議会が開催され、3町の住民から公募された505種類945点の応募の中から、中から「桜舞(おうまい)市」「新日高(しんひだか)市」「天馬(てんま)市」「ひだか市」「日高見(ひだかみ)市」「まきば市」「美駒(みこま)市」などの候補の中から、合併協議会新市建設構想小委員会(増本裕治委員長)が「ひだか市」を採用した。市制への移行をにらんで新たな市の名称を決めたのは、北海道内では初めてのケースとなる。
来年中には新市が誕生する予定で、ひらがなを使った市は道内では初めて。新冠、静内、三石は日高地方の主要馬産地と知られ、最近の活躍馬では
サニングデール(
高松宮記念)、
ヤマニンシュクル(
阪神ジュベナイルフィリーズ)が静内、
コスモサンビーム(朝日杯フューチュリティS)が新冠、
コスモバルク(
弥生賞)が三石の生産馬。