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京都牝馬Sコスモネモシン好調アピール/美浦トレセンニュース

  • 2012年01月25日(水) 18時00分
 京都牝馬Sに出走予定のコスモネモシンが、北Bコースで追い切りを行った。リズミカルなフットワークで走り抜け、好調ぶりアピールした。

 清水英克調教師は「前走の愛知杯は、美浦で追い切って、小倉競馬場へは直前輸送でしたが、万全の状態で出走させられました。内々の悪いところを通ってかわいそうでしたが、それを考えればよく頑張ったと思います。力もつけてきてくれていますし、最近は安心してレースを見ていられますね。

 前走後は美浦-小倉間の長距離を往復しましたので、疲れを取ることに専念しましたが、中間、少し重かったので長めに乗って調整をしてきました。今回は京都までの輸送がありますし、先週の時点で少し重かったこともあって、日曜日に強めにやりました。今日は、はじめは北Cコースでやる予定でしたが、雪が降った影響で馬場が悪かったので、馬に負担をかけないように、砂圧のある北Bコースで追い切りました。スタンドではなく、馬場内から見ていましたが、走っているフォームはきれいに見えました。

 馬場入りを嫌がる面がありましたが、そちらもだいぶ良くなりましたよ。この馬のいいところは、体に悪いところがないということです。脚元に不安が出たこともありませんしね。担当の山田厩務員は本当に可愛がっていますし、穏やかな山田がきついところのあるネモシンには合っているのだと思いますよ。今回は距離短縮のマイルですが、自在性のある競馬ができますので心配していません。京都コースもカシオペアSで男馬相手でも頑張っていますし、大丈夫だと思います。一昨年のフェアリーS以来、重賞を勝っていないので、忘れられないようにこの辺で勝たせたいですし、ジョッキー(丹内)にも初めての重賞タイトルを獲らせてあげたいなと思っています」と、時折、笑顔をのぞかせながら語った。

 阿部新生厩舎からは、レジェトウショウが出走する。

「テンションが高くなりやすい馬なので、少しでも早めに現地入りして環境に慣らそうということで、火曜日に坂路で追い切って、今日水曜日に京都競馬場に向けて出発します。1200mに良績がありますが、以前のようにムキになって走るところもなくなってきているので、マイルも十分こなせると思います。

 いつも差のない競馬をして着順ほど負けていないですし、展開次第でおもしろいと思っています。馬房の中では、人に対してものすごく優しくて、耳を触ろうが、頭を触ろうが、全く平気な懐っこい馬なのですが、レースが近づいてくるとテンションが上がってしまうんです。競馬場でも装鞍所に行くまでは大人しいのに、鞍を着けてパドックの前あたりから、テンションが高くなって大変です。競馬が近いと気づくんでしょうね。そういう面がある馬なので、あとは当日の様子が鍵になるとは思いますが、重賞でどんな走りをしてくれるか、楽しみでもありますね」と谷中公一調教助手は、期待をしていた。[取材:佐々木祥恵]

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