重賞でも実績を残している
ジャスタウェイ。昨夏の
新潟2歳Sは、後方から鋭く追い込み2着。前走の
東スポ杯2歳S(4着)は、極悪馬場に脚を取られながらも、最後はよく差を詰めて力のあるところを証明した。今回は久々の一戦となるが、「放牧から帰ってきて馬は良くなっているし、ここを目標にいい形できている」と須貝師もリフレッシュ効果を強調。栗東CWで行われた1週前追い切りは、6F84秒7-13秒6(一杯)をマーク。時計を要する馬場でタイムは目立たないが、追われるごとに気配は上向いてきた。「能力は高いと思うし、距離も千八くらいが合っている」。初タイトル奪取はもう目の前だ。
新馬戦快勝後、500万であと一歩の競馬が続く
ヒストリカル。発馬に難を抱えているが、ともに最速の上がりを使っているように、しまいの切れは確かだ。音無師も「まだトモに緩さがあるので、ゲートを出てもスッと前で競馬ができない。スローな流れで、3角から動いて脚を使うレースが続いているからね」と、もどかしさを隠しきれない様子。1週前追い切りは、栗東坂路で4F57秒6-12秒8(馬なり)。最後は自分からハミを取り、しっかりと伸びてきた。出来は高いレベルで安定している。「状態は問題ないし、今度は外回りになる。直線の長いコースでしまいの脚を生かしたい」と広いコースに変わり、前進を誓う。
提供:デイリースポーツ