皐月賞トライアル「
若葉S・OP」(芝2000m)は17日、阪神11Rに16頭で争われ、単勝1.3倍の1番人気
ワールドエースが人気に応えて快勝。スタートで出負けしたが、あわてることなく後方に待機。勝負どころで徐々にポジションを上げ、直線に向くと
父ディープインパクト譲りの豪脚で、逃げ込みを図る2番人気
メイショウカドマツ(2着)をあっさりと交わし、2馬身差をつけてゴールした。勝ちタイムは2分4秒4。この上位2頭には
皐月賞(4月15日・中山)の優先出走権が与えられる。さらに1馬身1/4差の3着には3番人気の
ミルドリームが入った。
福永は「きょうの芝は前残りばかりだったし、厳しいレースになると思ったけど、よく頑張ってくれたね」と豪快に突き抜けたパートナーを絶賛した。
皐月賞(4月15日・中山)、ダービー(5月27日・東京)の王道ローテを歩む。課題の折り合い面での収穫はあった一方で「スタートという新しい課題も見つかったし、きょうのレースが生きるはず。能力は高いので一緒にGIで結果を出せれば」と鞍上。まだ発展途上。さらなる成長を遂げて世代の頂点をつかむ。
提供:デイリースポーツ