18日、阪神競馬場で行われた第60回
阪神大賞典(4歳上、GII・芝3000m)は、四冠馬
オルフェーヴルの2012年始動戦として注目を集め、最終単勝オッズ1.1倍の圧倒的人気となった。
ハナを切ったのは
リッカロイヤルだったが、
ナムラクレセントが逃げる展開に変わると、たまらず2番手へと押し上げた
オルフェーヴル。そして今度は
オルフェーヴルが先頭に変わったが、3コーナー手前で逸走し後方まで下がるも、直線で再び盛り返し、あわや差し切りかと思われたが、先に抜けた
ギュスターヴクライを捕らえきれず2着に敗れた。
結果は1着が3番人気の
ギュスターヴクライ、1/2馬身差の2着が
オルフェーヴル、さらに2.1/2馬身差の3着が昨年の勝ち馬で5番人気の
ナムラクレセント。勝ちタイムは3分11秒8(稍重)。なお、
リッカロイヤルは馬体に故障を発生し、競走を中止している。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ギュスターヴクライ(牡4)
父:ハーツクライ母:ファビラスラフイン(96年
秋華賞-GI)
母父:Fabulous Dancer厩舎:栗東・
荒川義之成績:16戦5勝
前走:
ダイヤモンドS・2着