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笠松競馬場の全面建て替えを検討 笠松町長

  • 2016年09月15日(木) 07時57分
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中日新聞
「笠松競馬場の全面建て替えを検討 笠松町長」


笠松競馬場(笠松町)を運営する県地方競馬組合管理者の広江正明笠松町長は十四日、老朽化する観戦スタンドや厩舎(きゅうしゃ)、駐車場について「長期的には全面建て替えの検討を進めていきたい」との方針を示した。県庁であった組合議会協議会で述べた。

笠松競馬場は、観戦スタンドなどの施設が築四十〜五十年と老朽化が課題。好調な勝馬投票券(馬券)のインターネット販売を受け、八億二千万円ある環境整備基金などを活用して大規模な施設改修を目指す。

協議会に先立って開かれた組合議会臨時会では、スタンドや事務棟など主要施設の耐震診断委託料千九百九十万円を盛り込んだ一般会計補正予算案が可決された。診断結果を待って、建て替えを検討する。

広江町長は、二カ所に分かれている厩舎を集約する計画案についても説明した。競馬場から約一キロ離れた円城寺厩舎を、競馬場隣の薬師寺厩舎に統合し、新たに二階建ての厩舎を造る。集約で円城寺厩舎の借地料、馬が競馬場へ歩いて向かう際に要る警備費など計一億四千万円のコストが軽減できるとした。

いずれも具体的なスケジュールや整備費などは決まっておらず、今後、調教師や馬主の意見を聞いて計画を練る。

協議会では、議員から「人命が大事。スタンドはまず耐震工事を急ぐべきだ」と建て替えに慎重な意見も出た。

 (水越直哉)
ネタ元のURL
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20160915/CK2016091502000018.html

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