厳しい結果だった。単勝2.3倍の1番人気
ジョワドヴィーヴルは6着に敗れ、異父姉
ブエナビスタ(09年)との史上初の姉妹制覇は夢と消えた。桜色の8枠(17)番からスタート。ゲートがあくと後方に陣取り、歓声がわき上がる4角でもまだ後方4番手のポジション。直線は大外に持ち出して福永が懸命に左ステッキを振り下ろすが、前との差は縮まらない。阪神JFで見せた“空を飛ぶ”走りは不発に終わった。
引き揚げてきた主戦は肩を落とす。「馬の状態は良かった。(前走と違い)弾むようなフットワークでした。ポジションは悪くなったが、それでもと思っていた。ただ、最後は苦しくなって外に逃げる感じに。いい状態で競馬に持ってきてくれたが、結果を出せずに申し訳ない」と話した。姉ブエナにも劣らない素質の持ち主と言われるだけに、このまま引き下がるわけにはいかない。次なる府中の舞台では必ず女王の座を奪い返す。
提供:デイリースポーツ