東京11Rの
NHKマイルカップ(3歳GI・芝1600m)は、1番人気
カレンブラックヒル(
秋山真一郎騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分34秒5。3馬身半差の2着に3番人気
アルフレードが、クビ差の3着に15番人気
クラレントがそれぞれ入線。
カレンブラックヒルは栗東・
平田修厩舎の3歳牡馬で、
父ダイワメジャー、
母チャールストンハーバー(母の
父Grindstone)。通算成績は4戦4勝となった。
レース後のコメント
1着
カレンブラックヒル 秋山真一郎騎手
「(GIは)ずっと勝てませんでしたが、あきらめずにやってきてよかったです。素晴らしい馬に乗せていただいて感謝しています。今日は仮に逃げてもこの馬のスピードで逃げ切れると思っていました。追い出してからの反応もよかったです。府中の直線は長いのですが、今日はいつも以上に長く感じました。追うのに必死でしたので、後ろとの差はわかりませんでした。GIの1番人気は2回目だったので少し気は楽でした。いつもいい馬に乗せてもらっている平田先生の馬で勝てて最高です。GIジョッキーの名に恥じぬよう、これからもがんばっていきます」
2着
アルフレード C.ウィ
リアムズ騎手
「負けはしましたが、この馬の強さをあらためて感じました。4コーナーを回って、この馬の脚は見せているのですが、逃げた馬が止まらない形でした。外枠で外を回り、前に馬を置けない形で少しナーバスな走りになっていました。それでもこの結果ですからね。勝った馬は強いですが、この馬も強いレースをしています」
3着
クラレント 小牧太騎手「今日はスタートがよすぎるぐらいで、道中も引っかかるような行きっぷりのよさでした。それでもしっかり走っていましたし、走ることは示せました。できれば2着が欲しかったですが、これで堂々とダービーに向かえると思います」
4着
オリービン 川田将雅騎手「いい位置がとれて、いいリズムで走れました。2着が欲しかったところですが、力は出していると思います」
6着
ジャスタウェイ 福永祐一騎手
「中途半端なレースで力を出せない馬なので、離れた位置でレースをしました。最後までよく伸びたのですが、今日は展開が向きませんでした」
7着
ハナズゴール 田辺裕信騎手「直前に出走に踏み切った馬ですが、直線ではさすがという反応を見せてくれました。
オークスに向かうことになれば、折り合いに少し課題は残りますが、牝馬相手なら楽しみです」
提供:ラジオNIKKEI