赤字運営が続いているホッカイドウ競馬が、黒字転換への切り札と期待を寄せているミニ場外の「Aiba留萌(るもい)」が9月中にはオープンする見込みになった。留萌市は北海道西部の日本海に面する商業港湾都市で、人口約3万人弱。今回設置されるミニ場外は、同市花園町1丁目の旧長崎屋留萌店2階の一部約300平方メートルに開設されるもので、自動券売機7台、払い戻し機2台、窓口1つが設置され、駐車場は同店屋上のある約60台のスペースを使用する。道競馬事務所では1日110人、240万円程度の売上を見込んでいる。
5月3日にはホッカイドウ競馬のミニ場外「Aiba中標津(なかしべつ)」がオープンしており、初日こそ悪天候のために売り上げは227万2300円(計画比88.76%)と伸び悩んだが、4日は106.36%、5日は107.59%と盛り返していた。また、JR札幌駅前にも場外発売所が新設される予定。