京都8Rの
京都ハイジャンプ(障害4歳以上GII・芝3930m)は、4番人気
エムエスワールド(横山義行騎手)が勝利した。勝ちタイムは4分21秒6。半馬身差の2着に2番人気
テイエムハリアーが、8馬身差の3着に3番人気
マーベラスカイザーがそれぞれ入線。
エムエスワールドは栗東・湯窪幸雄厩舎の9歳牡馬で、
父ステイゴールド、
母トップワールド(母の
父マルゼンスキー)。通算成績は49戦8勝となった。
レース後のコメント
1着
エムエスワールド 横山義行騎手
「今日は急遽の代打で結果を出すことができました。この馬は折り合いが課題と聞いていましたが、
テイエムハリアーが行ってくれたのでリズムよくレースを運ぶことができました。飛越も上手でしたよ」
2着
テイエムハリアー 白浜雄造騎手「思ったよりも早めに先頭に立っていきました。馬とケンカしてもよくありませんからね。結果的にもっと早めにスパートして、後ろをもっと引き離しておいたほうがよかったかもしれません」
3着
マーベラスカイザー 北沢伸也騎手
「3周目にさしかかったところでスッとハミをとってくれました。ただ、前の2頭も併せる形になって止まりませんでした。でも、この馬もキャリア4戦目でこれだけのレースができました。力がありますね」
4着
シゲルジュウヤク 中村将之騎手「ハナを主張して、
テイエムハリアーが来たら無理せず引こうと思いましたが、早めに来られたため少しつっぱり気味に脚を使う形になりました。それでも直線ではもうひと伸びしてくれましたし、このメンバーを相手に本当にいいレースをしてくれました」
5着
フサイチアソート 植野貴也騎手
「バラつく展開になり、近くに馬がいなくなるとやめようとして、他馬が来たらまた伸びるという感じでした。もう少し集中力が出てくるといいですね。力があるだけに展開がうまくかみ合えばもっと走ってくると思います」
7着
バアゼルリバー 小坂忠士騎手「ゲートはしっかり出ていますが、途中からいっぱいいっぱいになって追い通しでした。4000m前後のレースが4戦続いたこともあるのかもしれません。力のある馬なので、一度立て直せば次は必ず巻き返してくれると思います」
提供:ラジオNIKKEI