「秋華賞・G1」(16日、京都)
オークス馬シンハライトの回避で、一気に混戦ムードが高まった。反撃を期すのは桜の女王ジュエラー。ローズS11着は骨折明けに加えて降雨の影響でぬかるんだ馬場。踏ん張りが利かず、直線では全く反応できずに終わった。デビュー以来、5戦目にして初めて連対を外したが、順調さを欠いたうえに、切れ味をそがれる馬場では致し方ない面もある。馬場のいい京都で名誉挽回といきたい。
紫苑Sを楽勝したビッシュ。後方追走から3角手前でまくって先行集団に取りつくと、直線では楽な手応えで突き抜け、オークス3着の実力をまざまざと見せつけた。コースこそ違えど、内回りの芝2000メートルで挙げたV実績は大きな強み。関東のエースが胸を張って淀へ乗り込む。
ローズS4着のデンコウアンジュは、春の牝馬クラシックで(10)(9)着だが、2戦とも不利を受けており、力を出し切っていない。2歳時にはアルテミスSでメジャーエンブレムを差し切った実績があり、京都の内回りさえ克服できれば、展開ひとつで浮上の余地も。
紫苑Sで致命的な不利がありながらも2着したヴィブロス、ローズS3着のカイザーバルもマークが必要だ。
- ネタ元のURL
- http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161010-00000092-dal-horse