トウカイテイオーや
ナリタブライアンなどを生み出した新冠町では、町内生産のG1馬の栄誉を称え、競馬ファンや観光客の誘致を目的に「名馬の碑」を設置することになった。
日高地方のほぼ中心部に位置する新冠町は人口約6300人。馬産地として全国的に有名で、これまで
カブラヤオー(75年)、
トウカイテイオー(91年)、
ナリタブライアン(94年)といった3頭のダービー馬をはじめ、
皐月賞馬9頭、
菊花賞馬7頭、
桜花賞馬3頭、天皇賞馬13頭など47頭のG1勝馬を輩出、計71勝を挙げている。「名馬の碑」は縦・横1mの白御影石製で、サラブレッドの蹄鉄をイメージされている。同町では、9月26日に開催される全国ホース
サミットまでに完成させる予定で、完成後は「道の駅新冠」構内に設置される。