18日、新潟競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1400m)は、
中舘英二騎手騎乗の1番人気
セイウンニムカウ(牡2、美浦・
上原博之厩舎)が、道中2番手追走から直線半ばで先頭に立つと、3番手から伸びた4番人気
シャコーサクセスに5馬身差を付けて圧勝した。勝ちタイムは1分23秒1(稍重)。さらに1.1/4差の3着に逃げた3番人気
コスモライトアップが入った。2番人気の5番
レオシアターは競走を中止している。
勝った
セイウンニムカウは、
父カーネギー、
母プロミストーク(
その父ジェイドロバリー)という血統で、牝系は
アグネスフライト(
日本ダービー-G1)、
アグネスタキオン(
皐月賞-G1)と同じ
イコマエイカン系。
カーネギー産駒は、今年の2歳戦では、
JRA、地方を通じて初勝利。
セイウンニムカウは、福島での新馬戦(ダート1000m)では1番人気に支持されるも、
マスカットワイン(牝2・美浦・和田正道厩舎)から2馬身差の2着に敗れており、2戦目での勝ち上がりとなった。
函館競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)は、
藤岡佑介騎手騎乗の1番人気
コスモキララ(牝2、栗東・中村均厩舎)が、道中好位追走から直線半ばで外から伸び、逃げた3番人気
テーオーシャインに3馬身差を付けて圧勝した。勝ちタイムは1分12秒6(良)。さらに9馬身差の3着に2番人気
グランボワシェリが入った。なお、1番
エイトブレーヴはスタート直後に落馬、競走を中止している。
勝った
コスモキララは、
父タマモクロス、
母ローズオブダイヤ(
その父サンデーサイレンス)という血統。従兄に01年
デイリー杯2歳S(G2)や02年
京都新聞杯(G2)を勝った
ファストタテヤマ(牡5、栗東・安田伊佐夫厩舎、
父ダンスインザダーク)がいる。なお、
タマモクロス×
サンデーサイレンスという配合は、今年の
マイラーズC(G2)を勝った
マイソールサウンド(牡5、栗東・西浦勝一)と同じ。
タマモクロス産駒は、今年の
JRA2歳戦では初勝利。
コスモキララは、前走の新馬戦(芝1200m)で、
リッカバクシン(牡2、栗東・鶴留明雄厩舎)の4着に敗れており、2戦目での初勝利となった。“コスモ”の冠名では
コスモスパーブ(牡2・美浦・保田一隆厩舎)、
コスモジェントル(牡2、美浦・
畠山吉宏厩舎)に次ぐ3頭目の勝ち上がり。