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北九州記念、ダイタクバートラムがレコード勝ち

  • 2004年07月18日(日) 15時49分
 18日、小倉競馬場で行われた北九州記念(G3・芝1800m)は、8番人気メイショウバトラーが単騎で逃げる展開から、道中後方に待機していた小牧太騎手騎乗の6番人気ダイタクバートラム(牡6、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、先に抜け出した3番人気メイショウカイドウをハナ差し切り優勝した。勝ちタイムの1分44秒1(良)は、94年毎日王冠(G2)でネーハイシーザー(牡14、父サクラトウコウ)が記録した1分44秒6を0.5秒上回る、芝1800mの日本レコード。さらにクビ差の3着はゴール寸前まで逃げ粘ったメイショウバトラー。1番人気に支持されたユートピアは好位追走から伸びず5着、4番人気スティルインラブは12着に敗れた。史上4人目(現役では3人目)となるJRA全10場重賞制覇のかかった蛯名正義騎手騎乗の5番人気オースミコスモは4着に終わった。

 勝ったダイタクバートラムは、父ダンスインザダーク母スプリングネヴァー(その父サクラユタカオー)という血統。半兄は00年スプリングS(G2)など重賞5勝を挙げたダイタクリーヴァ(牡7、父フジキセキ)で、伯父は91、92年マイルCS(G1)を連覇したダイタクヘリオス(牡17、父ビゼンニシキ)。牝系はカブラヤオー(75年日本ダービー)と同じ一族になる。03年宝塚記念(G1)6着後に、蟻洞を発症し休養入り。復帰後3戦は5、6、11着と振るわなかったが、叩き4戦目にして03年阪神大賞典(G2)以来、約1年4ヶ月振りの勝利となった。重賞は通算2勝目。通算30戦7勝。

 鞍上の小牧太騎手は、今年3月に地方・園田からJRAに移籍後、ニホンピロサート(牡6、栗東・目野哲也厩舎)で制した6月のプロキオンS(G3)に続く重賞制覇。重賞はローズバド(牝6、父サンデーサイレンス)で01年フィリーズレビュー(G2)、ロサード(牡8、父サンデーサイレンス)で01年小倉記念(G3)を制しており通算4勝目。4勝中3勝が橋口弘次郎厩舎所属馬での勝利となる。管理する橋口弘次郎調教師は、94年イブキファイブワン(牡16、父インターグシケン)に続き同レース2勝目。重賞は通算53勝。

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