現地時間10月23日、豪国・ムーニーバレー競馬場で行われる
コックスプレート(3歳上、豪G1・芝2040m)に、
ロードフラッグ(セン7、美浦・伊藤正徳厩舎)が登録していることが判明した。
JRAが
コックスプレートの出走馬候補として
ロードフラッグを指名した形となっている。昨年の同レースには、
マグナーテン(セン8、美浦・
藤沢和雄厩舎)が登録したが、出走は回避している。
ロードフラッグが出走となれば、日本調教馬として初の
コックスプレート出走となる。
コックスプレートは、南半球で唯一行われるワールド・レーシングシリーズ・チャンピオンシップの第9戦にあたり、過去の勝ち馬には90年
ジャパンC(G1)を制したベター
ルースンアップ Better Loosen Up(セン19、豪)や、G1・12勝の
サンライン Sunline(牝9、父
Desert Sun)などがいる。
ロードフラッグは、
父デインヒル、
母ダイナフラッグ(
その父ノーザンテースト)という血統。父の
デインヒル(03年死亡)は、99年から01年まで南半球にシャトルサイアーとして繋養され、産駒からはディンリッパー
Dane Ripper(牝11)が97年の同レースを制している。
デインヒルは96年に1年だけ日本にシャトルされ、
ロードフラッグはその時の産駒となる。3走前に東京競馬場で行われた
むらさき賞(1600万下)をレコードタイムで制しOP入り。テレビ福島OP・3着を挟んで臨んだ
七夕賞(G3)は、重賞初挑戦ながら2番人気に支持されるも6着に敗れている。通算成績は36戦6勝。