02年
川崎記念(交流G1)や、01年
ダイオライト記念(交流G2)など交流重賞3勝の
リージェントブラフ(牡8、美浦・大久保洋吉厩舎)が、21日付けで
JRA競走馬登録を抹消されることになった。同馬は、今年の
ドバイWC(首G1)に挑戦(9着)以来、復帰に向けて調整されていたが、屈腱炎を発症し、19日
盛岡競馬場で行われた
マーキュリーC(交流G3)に登録していたものの回避していた。今後は種牡馬となる予定だが、繁養先などはまだ決まっていない。
リージェントブラフは、
父パークリージェント、
母サリーベル(
その父グッドリー)という血統。半兄に92年
帝王賞を勝った(
ナリタハヤブサと同着)
ラシアンゴールド(牡16、
父ラシアンルーブル)がいる。牝系は、91年、92年
天皇賞・春(G1)連覇などG1・4勝の
メジロマックイーン(牡17、
父メジロティターン)や、02年
高松宮記念(G1)を制している
ショウナンカンプ(牡6、
父サクラバクシンオー)と同じ
アサマユリ系で、浦河町・吉田隆氏の生産馬。
98年9月にデビューし、4戦目で初勝利。その後99年
京成杯(G3、15着)を使われた以降は全てダートで走り続けた。01年
ダイオライト記念で重賞初勝利すると、同年の
帝王賞、
東京大賞典(ともに交流G1)を2着と好走し、翌02年の
川崎記念で初G1制覇。その後も、
ジャパンCダート(G1)2着や、03年には
名古屋グランプリ(交流G2)を制すなど重賞で好走し、04年
川崎記念で3着後、
ドバイWCに選出され挑戦した。通算成績は57戦9勝(うち重賞3勝)で、G1・2着が4回ある。