谷中公一騎手(39、美浦・フリー)が、31日付けで現役を引退することになった。今後は、美浦・阿部新生厩舎で調教助手になる予定。
同騎手は82年に設立された競馬学校(第1期生には
柴田善臣騎手ら)の前身にあたる、馬事公苑騎手養成所の出身で、85年にデビュー。同年6月15日に初勝利を挙げ、93年10月には通算100勝を達成している。7月22日現在の
JRA通算成績は、平地2252戦142勝、障害27戦3勝(うち重賞0勝)。昨年9月には、減量の苦しみなど自身の騎手人生を綴った著書「崖っぷちジョッキー」を発売して話題を呼んでいた。