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ゴドルフィン、世界中で所有馬を削減

  • 2016年10月21日(金) 07時36分
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 モハメド殿下の競馬・生産帝国であるゴドルフィンは、世界規模での"剪定"を実行していることを認めた。

 セリに上場されるゴドルフィンの所有馬は急増しているが、その一方で、ゴドルフィンのチームメンバーは現役馬を大幅に削減するつもりはないと主張している。

 ゴドルフィンの所有馬削減はここ数ヵ月、生産界で話題となっていたが、これまでゴドルフィンが認めることはなかった。この削減は今年になって豪州で始められ、タタソールズ社7月セール(Tattersalls July Sale)で続けられた。そして現在、米国のキーンランド9月セール(Keeneland September Sale)でも実行されている。ゴドルフィンはこのセールで60頭以上の1歳馬を上場している。

 ゴドルフィンのCEOジョン・ファーガソン(John Ferguson)氏が指揮するこの削減の主目的は、モハメド殿下の巨大な競馬・生産事業に関して、量よりも質の視点から見直すことにある。

 ファーガソン氏は今年3月、ゴドルフィンに専念するために、軌道に乗っていた障害競走の調教事業を断念した。同氏はその時、競走成績を改善するために荒療治をするよう命じられたことを明らかにしていた。

 競走成績を改善する試み以外でも立直しが行われ、豪州で牝馬33頭、タタソールズ社のセリで牝馬72頭を上場した。ゴドルフィンはこれについて、必要な措置であり運営方針や競馬への関与に大きな変化があることを示すものではないと述べている。

 ゴドルフィンのメディア担当マネージャーであるジム・クラーク(Jim Clarke)氏は9月15日、「これは戦略変更ではありません。私たちは例年のようにセリで馬を売買しており、年末までこれを続行するつもりです」と語った。

 そして、「私たちはこれまで通り、世界中で最高レベルの馬を生産し競走させるというゴドルフィンの目標を達成することに専念しています。そのことに変わりはありません。毎年、現役の競走馬、種牡馬や繁殖牝馬の質を向上させるために、たゆまず努力しています」と続けた。

 ケンタッキー州にあるゴドルフィンの米国支社のCOO(最高執行責任者)であるダン・プライド(Dan Pride)氏は、所有馬削減について次のように説明した。


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ネタ元のURL
http://www.jairs.jp/contents/newsprot/2016/42/3.html

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