27日、旭川競馬場で行われた2R・2歳未勝利(ダート1000m、1着賞金20万円)は、笹木美典騎手騎乗の2番人気
リリーサージャン(牡2、北海道・清水日出男厩舎)が、1番人気
ローゼンセンプーに6馬身差を付け圧勝した。勝ちタイムは1分03秒9(良)。さらに1.1/2馬身差の3着に3番人気
ローズリコが入った。
勝った
リリーサージャンの父は、新種牡馬
ダイタクサージャン(
父サンデーサイレンス)で、
母リリーフォーレル(
その父アスワン)という血統。父の
ダイタクサージャン(牡12)は、
大阪城Sや
エメラルドS(ともにOP)を勝ったほかに、96年
札幌記念(G3)3着など通算成績は62戦6勝(うち障害7戦0勝)。叔父に91、92年
マイルCS(G1)を連覇した
ダイタクヘリオス(牡17、
父ビゼンニシキ)がいるほか、従弟に03年
阪神大賞典(G2)や、今年の
北九州記念(G3)を勝った現7勝・
ダイタクバートラム(牡6、栗東・橋口弘次郎厩舎、
父ダンスインザダーク)や、00年
スプリングS(G2)など重賞5勝の
ダイタクリーヴァ(牡7、
父フジキセキ)がいる。なお、
ダイタクサージャン産駒は地方、中央通じて初勝利。
リリーサージャンは、6月2日札幌競馬のフレッシュチャレンジ2歳(ダート1000m)でデビューするも8頭立ての8着、続く2歳未勝利(ダート1000m)でも7着に敗れており、3戦目での勝ち上がり。通算成績は3戦1勝となった