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ライデンリーダーの娘、デビュー戦を飾る

  • 2004年07月29日(木) 12時07分
 29日、笠松競馬場で行われた1R・JRA認定新馬チャレンジ2歳(ダート800m、1着賞金200万円)は、柴山雄一騎手騎乗の2番人気ベンテンリュウコー(牝2、笠松・小井土金一厩舎)が、好スタートからハナに立つと好位追走から早めに動いたキヌガサマーベラスに3馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは49秒7(良)。3/4馬身差の3着には5番人気アフェクションが入り、1番人気に支持された新種牡馬メイセイオペラ産駒オグリワルツは7着に敗れた。

 勝ったベンテンリュウコーは、父が今年の新種牡馬マイネルラヴ、母が95年4歳牝馬特別(G2)を制したライデンリーダー(その父ワカオライデン)という血統。母ライデンリーダー(牝12)は、94年笠松競馬でデビュー。無傷の10連勝後、地方馬へのクラシック開放元年となった95年に、4歳牝馬特別(G2)で中央デビュー。エイユーギャル(父ロングリート)に3.1/2馬身差を付け快勝し、一躍クラシック候補となって臨んだ桜花賞(G1)ではワンダーパヒューム(父フォティテン)、オークス(G1)ではダンスパートナー(父サンデーサイレンス)に、ともに1番人気に支持されながら、4、13着に敗れた。その後も中央、笠松などで97年まで走り続け、95年にはNARグランプリ年度代表馬、サラ系4歳最優秀馬に選ばれている。通算成績は24戦13勝(うち中央7戦1勝)で、安藤勝己騎手が全戦コンビを組んだ。同馬の産駒には、現1勝のピルサドリーダー(牡4、笠松・藤田正治厩舎父ピルサドスキー)と、現3勝のベンテンヒカル(牝3、笠松・小井土金一厩舎、父ウォーニング)の2頭がいる。

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