<豪G1コーディネーターの有力馬紹介(2)>
海外馬券発売第2弾のメルボルンC(G1、芝3200メートル、11月1日=フレミントン)が迫ってきた。現地で有力視されているのはどの馬か? 豪伝統のG1コーフィールドCのコーディネーター、ジョシュ・ローダー氏が今年の有力馬を全3回で解説する。
いまだに底を見せていない素晴らしい牝馬ジャメカは、前走のBMWコーフィールドC(G1)を、3馬身差という近年まれに見る圧勝でゴール板を駆け抜けました。同馬は2歳時にフレミントンのサイアーズプロデュースS(G2)で牡馬を相手に勝利。翌年にもムーニーバレーヴァーズ(G2)で後のビクトリアダービー馬であるタージノを破り、再び牡馬相手に勝利を収めました。
豪ダービーと豪オークスなど、シドニーでの不運な負けが続いた後、陣営はダブルカップ(メルボルンC、コーフィールドC)を目標に定めました。まずコーフィールドCを制覇し、残るはメルボルンCとなりましたが、同馬がメルボルンCを制覇するには、同レースの4歳牝馬としての最高重量勝利記録を破らなければなりません。しかしながら、同馬の持つ素晴らしいエンジンと大きく美しい走りなら、その記録を破ることもそう難しくはないように思えます。
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