先週のゲート試験合格の馬名には、
皐月賞馬
キャプテントゥーレや芝1200m重賞2勝の
アルティマトゥーレを兄姉に持つ
リジェネレーション(牡2、栗東・角居勝彦厩舎、
父アグネスタキオン)や牝馬重賞3勝の
ディアデラノビアが半姉にあたる
バリローチェ(牝2、栗東・角居勝彦厩舎、
父ディープインパクト)、その
ディアデラノビアの2番仔になる
ディアデラマドレ(牝2、栗東・角居勝彦厩舎、
父キングカメハメハ)など良血が名を連ねた。
そんな中から、今週フィーチャーしたのは
スクワドロン(牡2、栗東・橋口弘次郎厩舎、
父クロフネ)。全姉
スリープレスナイトは2008年
スプリンターズSを制し、翌年の
高松宮記念でも2着した名牝。
本馬が栗東へ入厩したのが、5月17日だったことを考えると、少し遅い合格にも思えるが、じっくり仕上げる橋口厩舎としては特別に時間が掛かったわけではない。試験を受けて一発で合格しているし、橋口弘次郎調教師も「気性は素直」ということだから不安点はない。今週から徐々にピッチを上げていき、7月15日(日)中京芝1600mあたりでのデビューが視野に入れられている。
スクワドロンのことばかりを聞いていると「ゲートは速いぞ」と教えていただいたのが、同日に合格した
ウインドマジック。父は
マジックマイルズだが「
シンボリクリスエス産駒といっても分からないよ」と師の口から冗談が出るほどの好馬体。具体的なデビュー戦は明言されていないが、中京開催でのデビューは間違いないだろう。
なお、先週のゲート試験に合格した2歳馬は以下の通り。(取材:井内利彰)
6月13日
ウインドマジックオクターブユニゾンサカジロマリンサンマルホームスクワドロンテイエムオオラジャディレットリーチェトーホウハヤブサヒシパールビロウヘロイズムマイネルハルカゼレゼトワールワイルドアンセム母カチョウフウゲツ6月14日
アクメバイオアルペジオウインドクラストクリノアマダブラムゴッドカンタータサーシスリーフチェリーミルズディオネーディパッションデンコウショウインバルバドスブルーライブリシュネルワイドウォーカー6月15日
インディファレンスエーシンソーリューオリンピックイヤーシゲルコンパスザシャスターデイジーショウナンアズーリタガノビリーヴィンディアデラマドレテイエムイッキュウバリローチェベルラインマルシゲサムライラシーマリジェネレーションローブティサージュ