31日、新潟競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)は、
吉田豊騎手騎乗の1番人気
イエローパピヨン(牝2、美浦・
小西一男厩舎)が、中団追走から先に抜け出した3番人気
コスモバイブルをハナ差捕らえ優勝した。勝ちタイムは1分10秒3(良)。さらに1/2馬身差の3着には逃げた2番人気
リバルドボーイが入った。
勝った
イエローパピヨンは、父が新種牡馬の
アグネスワールド、
母ゴールデンシービー(
その父ミスターシービー)という血統で、近親には91年
根岸S(G3)など重賞3勝の
トモエリージェント(牡16、
父カジュン)がいる。10日のデビュー戦(福島・芝1200m)では、
マイネルホルス(牡2、美浦・稲葉隆一厩舎)から0.3秒の2着に惜敗していた。通算2戦1勝。なお、新種牡馬
アグネスワールド産駒には、
マリーゴールド賞(2歳OP)を制すなど現3戦2勝の
カズサライン(牡2、美浦・和田正道厩舎)がいる。
小倉競馬場で行われた2R・2歳未勝利(九州産馬限定、芝1200m)は、
角田晃一騎手騎乗の3番人気
キングプログレス(牡2、栗東・佐山優厩舎)が、道中2番手追走から直線では1番人気
コウエイアタックに1馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分10秒5(良)。さらにハナ差の3着は6番人気
カシノトーマス。
勝った
キングプログレスは、父が新種牡馬
キングヘイロー、
母カンコウバイ(
その父Java Gold)という血統。17日のデビュー戦(小倉、九州産馬限定・芝1200m)では、
テイエムチュラサン(牝2、栗東・小島貞博厩舎)から0.8秒の5着に敗れていた。通算成績2戦1勝。
キングヘイロー産駒は、3日の福島新馬戦(芝1200m)を快勝した
エイワジョリー(牝2・美浦・
菊川正達厩舎)に続き
JRA2勝目。
函館競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)は、
松永幹夫騎手騎乗の3番人気
カシマフラワー(牝2、美浦・高市圭二厩舎)が、好位追走から直線早めに抜け出すと、2番人気
ウエストミンスターに10馬身差を付け圧勝した。勝ちタイムは1分10秒8(良)。さらに3馬身差の3着に1番人気
リワードレジェンダが入った。
勝った
カシマフラワーは、
父ヘクタープロテクター、
母フラワーブリーズ(
その父フェアジャッジメント)という血統。同馬は、10日の新馬戦(函館、牝・芝1000m)で
アンブロワーズ(牝2、美浦・小島太厩舎)から3馬身差の2着に、前走の未勝利戦(函館、ダート1000m)では
テイエムカミガカリ(牡2、栗東・柴田光陽厩舎)から3/4馬身差の2着に敗れており、3戦目での勝ち上がり。通算成績は3戦1勝。鞍上の
松永幹夫騎手は、この勝利で
JRA通算1300勝を達成した。