1日、新潟競馬場で行われた1R・2歳未勝利(ダート1200m)は、
柴田善臣騎手騎乗の1番人気
グラスファイター(牡2、美浦・尾形充弘厩舎)が、スタート直後から先頭に立つと好位追走から伸びた3番人気
ザルートに1.1/2馬身差をつけ逃げ切った。勝ちタイムは1分14秒7(良)。3着には2番人気
ミヤコフラッシュが入った。
勝った
グラスファイターは、父が新種牡馬
グラスワンダー、
母ロワイヤルハイネス(
その父ノーザンテースト)という血統。牝系は
ノボトゥルー(牡8、栗東・
森秀行厩舎、
フェブラリーS-G1)の父として知られるブロードブラッシュ
Broad Brush(
父Ack Ack)と同じ一族になる。7月10日のデビュー戦(福島・芝1200m)は、
マイネルホルス(牡2、美浦・稲葉隆一厩舎)から0.9秒差の6着に敗れていた。通算成績2戦1勝。
グラスワンダー産駒は、7月31日の新潟新馬戦(芝1400m)を逃げ切った
フェリシア(牝2、美浦・
上原博之厩舎)に続き、2頭目の勝ち上がりとなった。
小倉競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)は、佐藤哲三騎手騎乗の2番人気
プラントボーイ(セン2、栗東・
川村禎彦厩舎)が、道中後方待機から先に抜け出した3番人気
レオバラードの2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分11秒5(稍重)。1番人気
マリアッチは直線伸び切れず3着に敗れた。
勝った
プラントボーイは、
父タイキブリザード、
母スーパーヨチコ(
その父アスワン)という血統で、伯父には87年
阪急杯(G3)を制した
セントシーザー(
父モバリッズ)がいる。7月10日のデビュー戦(阪神・芝1400m)では
ベストマインド(牡2、栗東・山内研二厩舎)から1.6秒差の6着、前走の阪神未勝利戦(芝1600m)は
アドマイヤムサシ(牡2、栗東・橋田満厩舎)から0.7秒差の3着に敗れていた。通算成績3戦1勝。
函館競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)は、
本田優騎手騎乗の3番人気
ダイメイライズ(牡2、栗東・
昆貢厩舎)が、2番手追走から逃げた2番人気
パンデミックとの競り合いをクビ差制し優勝した。勝ちタイムは1分12秒0(良)。1番人気
マイネデセールはさらにク差の3着に惜敗した。
勝った
ダイメイライズは、
父バブルガムフェロー、
母シャムロッククリーク(
その父Irish River)という血統。7月18日のデビュー戦(函館・芝1800m)は
パーフェクトマッチ(牝2、美浦・
萩原清厩舎)から1.5秒差の4着に敗れていた。通算成績2戦1勝。
本田優騎手、
昆貢調教師のコンビは、7月10日の函館未勝利を勝ち上がった
ダンシングハート(牝2、
父サンデーサイレンス)に続き、今年の2歳戦2勝目。