スマートフォン版へ

アーデント好追い切りに加藤征師も笑み/ラジオNIKKEI賞

  • 2012年06月28日(木) 12時00分
 アーデントは美浦Wでイングリッド(4歳500万下)、ホローポイント(5歳500万下)を6馬身追走。5F68秒2-36秒9-12秒3で1馬身の先着を決めた。

 笑みの絶えない加藤征師の表情が好調さを物語る。「先週(美浦W5F65秒0-12秒7)にやっているから今週は半マイルの調教。追走に手間取ることもなく、いい追い切りができた。息の入りも非常にいい。レース間隔をあけたことで、だいぶ落ち着きも出てきたね」と2か月半のリフレッシュの効果を口にした。

 春はあと一歩タイトルに届かず、京成杯4着、弥生賞では3着。「正直、戦歴が違う。格の違いで何とかしてもらわないと」と言葉に力を込めた。7年2か月ぶりに藤田が福島まで駆けつけるなど、勝負気配も高い。準備万端の実績馬が、きっちりとローカル重賞を射止める。

 ローレルブレットは栗東坂路を単走。しまいをナチュラルに伸ばして4F55秒8-39秒2-12秒5をマークした。見届けた今野師は「重心の低い、いいフォームでキビキビとした走りでしたね。フワッと入ってジワッとためて、サッと反応して動いていた。いい調教ができたと思う」と納得の笑みを浮かべた。

 前走のプリンシパルSは2着。ダービー出走こそかなわなかったが、中距離戦で見せ場をつくった意義は大きい。「前走は折り合いもついていたし、直線ではいい反応で馬群を抜けてきた。柔軟性が高い馬ですね。今回もうまく対応してくれると思う。あとは抽選を突破してくれれば」。厩舎にとっても重賞初制覇がかかる一戦。指揮官は静かに闘志を燃やしている。

提供:デイリースポーツ

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す