5日、
園田競馬場で行われた1R・2歳(ダート1400m・1着賞金45万円)で、
松平幸秀騎手騎乗の2番人気
ヒラカツオペラ(牝2、兵庫・山元紀男厩舎)が、中団追走から3角過ぎで一気に進出すると、2着
キョウモトブトブに4馬身差を付け圧勝。
メイセイオペラ産駒として、地方・
JRAを通じて初勝利を挙げた。勝ちタイムは1分32秒8(不良)。
勝った
ヒラカツオペラは、父が今年の新種牡馬
メイセイオペラ、
母スピードデオール(
その父ネーハイジェット)とという血統。6月23日に
園田競馬場で行われたデビュー戦(ダート820m)で6着に敗れると、その後も6、3着に低迷。しかし、距離延長となった今回、4戦目にして初勝利を挙げた。
メイセイオペラは、
父グランドオペラ、
母テラミス(
その父タクラマカン)という血統。99年
フェブラリーS(G1)では、地方所属馬として史上初となる中央G1制覇を達成。98年
南部杯(交流G1)、99年
帝王賞(交流G1)とダートG1、計3勝を挙げた。00年8月に、地元
盛岡競馬場で行われた
みちのく大賞典を制したのを最後に引退、種牡馬入り。その半生が、7月13日放送のプロジェクトX(NHK総合)では「中央突破・疾走せよ不屈の雑草馬」というタイトルで放送されている。