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エプソムアーロンへ関係者メッセージ

  • 2016年11月13日(日) 12時17分
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 13、14年の福永洋一記念連覇をはじめ、重賞9勝のエプソムアーロン(牡12歳、高知・雑賀正光きゅう舎)が、13日の高知8R(18時40分発走)を最後に引退する。同馬は06年11月にJRA・京都でデビュー。のちにオープン馬となり、12年春に大井に移籍。翌13年春に高知に移籍し、長くトップホースとして活躍した。同馬に携わった関係者がメッセージを寄せた。

 永森大智騎手(主戦ジョッキーとして、13、14年の福永洋一記念を連覇など、同馬で重賞7勝)「本当にお世話になった馬です。全国で活躍した素晴らしい馬で、乗る時はいつも緊張しました。絶対に勝たないといけないレースがいくつもあったので、僕の心臓を強くしてくれました。いよいよラストランです。寒くなってきて夏負けが解消され、追い切りの動きは良かったです。最後も勝たせてあげたいです」

 雑賀正光調教師(高知で同馬を管理)「笠松のレコード勝ちのレース(オッズパークグランプリ2014、ダート1400メートル、1分23秒8)が一番印象に残っています。これだけの馬には、なかなか巡り合うことができません。寂しい気持ちですが、どこかでけじめをつけないといけませんから。本当によく頑張ってくれました。感謝しています」

 下原理騎手(13年の園田FCスプリントでV。14年のオッズパークグランプリではレコード勝ちに導いた。同馬で重賞2勝)「園田FCスプリントで初めて乗ったのですが、スタートが悪かったのに差し切って『この馬、強い』と思いました。13年の兵庫ゴールドトロフィーでは中央の強豪のドリームバレンチノに続き、価値のある2着でした。いい思いを何度もさせてもらい、思い入れの深い一頭です」

 藤岡範士・元調教師(JRA所属時に同馬を管理)「本当に素晴らしい馬でした。おとなしくて扱いやすかったです。初勝利を挙げた佐賀の交流レース(2007年7月16日、デビュー3戦目)をよく覚えています。回ってきただけで楽々と7馬身の差をつけて勝って『すごいなあ』と思いました。力のある馬で、オープンでもいいレースをしてくれました。中央で重賞を勝たせてやれなかったのが心残りです」

 引退後は高知県で唯一の馬術部がある高知県立幡多農業高校で乗馬となる。引退セレモニーは行わないが、引退レースの第8レース終了後、馬場を1周するラストランを行う。
ネタ元のURL
http://www.hochi.co.jp/horserace/20161112-OHT1T50295.html

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