昨年8月に北海道を襲った台風10号で氾濫した川に飲み込まれながら、奇跡的に生還した
キセキノサイクロン(牝2、北海道・
林和弘厩舎)が、11日旭川競馬場で行われた6R・フレッシュチャレンジ2歳(ダート1000m、1着賞金200万円)でデビューした。
櫻井拓章騎手騎乗の3番人気で、レースでは好スタートから先団につけたが道中中団まで下がると、直線では見せ場なく最下位の9着に惨敗した。勝ったのは
五十嵐冬樹騎手騎乗の1番人気
ビービーレアル(牡2、北海道・
堂山芳則厩舎)。勝ちタイムは1分03秒5(良)。勝った
ビービーレアルは、
父コロニアルアッフェアー、
母ツキノシンフォニー(
その父ミルジョージ)という血統で、牝系は
ダイワテキサス(牡11、
オールカマー-G2)と同じ一族。
なお、デビュー当日には、旭川競馬場ほか4箇所で、同馬の「オリジナル応援うちわ」が先着順で無料配布されていた。