コスモバルク(牡3、道営・田部和則厩舎)の活躍で一躍クローズアップされたホッカイドウ競馬の認定厩舎(外厩)制度に、8月9日付けで、新たに4牧場6厩舎が認定を受けた。これによりホッカイドウ競馬の認定厩舎は13牧場18厩舎になった。今回、認定を受けた育成施設は以下の通り。
( )内は調教師=認められた馬房数
静内町・山田ステーブル(柳沢好美=10)
門別町・
下河辺牧場(
山田和久=11)
門別町・坂東牧場(林正夫=4、
林和弘=3、
角川秀樹=3)
鵡川町・エスティウインファーム(
田中正二=5)
※調教師は全て北海道所属
中でも
下河辺牧場は、03年
JRAリーディング・ブリーダー部門4位で、
スティルインラブ(03年牝馬三冠)や
ダイワエルシエーロ(04年
オークス)の生産者としても知られている。
外厩制度とは、民間施設からレース当日に競走馬を直接、競馬場に輸送し出走できる制度で、ビッグレッドファームが昨年8月に初めて認定された後、7施設が認定。今年6月には社台グループが認定されている。なお、今年の
弥生賞(G2)を制した
コスモバルクは、認定第1号のビッグレッドファームが輩出している。