七夕賞で重賞初制覇を達成した
アスカクリチャン。14番人気と低評価だったとはいえ、
トーセンラー以下を退けたのだから価値がある。橋本助手も「前走は距離を延ばして正解でしたね。最近はマイルだと付いて行けなかったのですが、付いて行けましたからね」とご満悦。1週前追い切りは、25日に栗東坂路で4F53秒8-13秒0(強め)をマーク。遅れはしたが、自身の伸び脚は上々。そして、29日にもラスト1F12秒6と脚を伸ばした。「夏負けをしてカイ食いが落ちることもないですし、もともと夏は走る馬。1回使って状態面も良くなっていますよ」と、さらに出来は上向き。サマーシリーズ制覇へ、連勝あるのみだ。
ここ2走はハナを切って(1)(3)着と好走を続ける
ミキノバンジョー。もともと暑い時季を得意とするだけに、まだまだ注目が必要だ。「冬場より夏場の方が柔らかみがある。レースの後もコズミがなくて、体調がいいからね。ここ2戦はハナに行ったけど、乗りやすくてどこからでも競馬ができるからこだわってはいない。もまれて力をつけたので、ここでも楽しみ」と、大橋師は愛馬の充実ぶりに目を細める。1週前追い切りは、太宰を背に栗東DPで6F87秒6-12秒6(馬なり)。気負った面も見せずに落ち着いており、馬体の張りも良好だ。引き続き小回りの2000mで持ち味の先行力を発揮する。
提供:デイリースポーツ