7日、今年の
ケンタッキーダービー、ブリークネスS(ともに米GI)を制した
アイルハヴアナザーが、繋養先の北海道新冠町・ビッグレッドファームに到着した。
アイルハヴアナザーは、今年の
ケンタッキーダービー、
プリークネスSを制し、1978年のアファームド以来34年ぶり史上12頭目の米3冠達成が確実視されていたが、
ベルモントS(米GI)の直前に左前脚の腱の炎症が判明したために電撃引退。その後、ビッグレッドファームが種牡馬として購入していた。既に総額11億2000万円(1株1600万円×70口)のシンジケートは満口になっている。
なお、
アイルハヴアナザーの父であるフラワーアレーの半弟には、2011年の
きさらぎ賞(GIII)を制した
トーセンラー(牡4、栗東・藤原英厩舎)、今年の
プリンシパルS(OP)を制した
スピルバーグ(牡3、美浦・藤沢和厩舎)がいる。