17日、旭川競馬場で行われた
JRA認定競走の6R・
アタックチャレンジ2歳(ダート1000m、1着賞金110万円)は、
亀井洋司騎手騎乗の6番人気(単勝2,090円)
カタロニア(牡2、北海道・若松平厩舎)が、道中2番手追走から4角で先頭に並びかけると、直線では後続を引き離し快勝した。勝ちタイムは1分03秒1(稍重)。3馬身差の2着に5番人気
トチノヒリュー、さらに3/4馬身差の3着に3番人気
エリアルールが入った。1番人気
ラドランベローチェが5着に、2番人気
マキノサンディが4着に敗れたため、3連単は223,910円の高配当となった。
勝った
カタロニアは、
父ミスタートウジン、
母シクレノンオリーブ(
その父ノーザンテースト)という血統。同じ牝系からは、99年
東海クイーンC(名古屋・ダート1600m)など地方重賞5勝のほか、同年
ダービーGP(交流G1、盛岡・ダート2000m)3着などがある
トラベラー(牝8、
父ダイナガリバー)が輩出されている。父の
ミスタートウジン(牡18、
父ジュニアス)は、88年のデビュー2戦目となる3歳新馬で初勝利を挙げ、翌年の
皐月賞(G1)にも出走(13着)。その後もダートを中心に走り続け、14歳となった00年
銀嶺S(OP、14着)を最後に、通算99戦11勝(うち地方5戦0勝)の成績を残し引退、種牡馬入りした。昨年から産駒はデビューしているが、
カタロニアが
JRA・地方を通じて初勝利。同馬以外に、
イベリア(牝2、北海道・若松平厩舎)、
レアディスカバリー(牝2、北海道・鈴木英二厩舎)が現役登録されている。
カタロニアは、今年4月21日のデビュー戦(札幌・ダート1000m)では
ベストンブレーヴ(牡2、北海道・
村上正和厩舎)から2.8秒差の5着。その後、2着2回、3着1回と好走はあったものの、通算10戦目での初勝利となった。