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ミスタートウジン産駒が初勝利

  • 2004年08月17日(火) 20時59分
 17日、旭川競馬場で行われたJRA認定競走の6R・アタックチャレンジ2歳(ダート1000m、1着賞金110万円)は、亀井洋司騎手騎乗の6番人気(単勝2,090円)カタロニア(牡2、北海道・若松平厩舎)が、道中2番手追走から4角で先頭に並びかけると、直線では後続を引き離し快勝した。勝ちタイムは1分03秒1(稍重)。3馬身差の2着に5番人気トチノヒリュー、さらに3/4馬身差の3着に3番人気エリアルールが入った。1番人気ラドランベローチェが5着に、2番人気マキノサンディが4着に敗れたため、3連単は223,910円の高配当となった。

 勝ったカタロニアは、父ミスタートウジン母シクレノンオリーブ(その父ノーザンテースト)という血統。同じ牝系からは、99年東海クイーンC(名古屋・ダート1600m)など地方重賞5勝のほか、同年ダービーGP(交流G1、盛岡・ダート2000m)3着などがあるトラベラー(牝8、父ダイナガリバー)が輩出されている。父のミスタートウジン(牡18、父ジュニアス)は、88年のデビュー2戦目となる3歳新馬で初勝利を挙げ、翌年の皐月賞(G1)にも出走(13着)。その後もダートを中心に走り続け、14歳となった00年銀嶺S(OP、14着)を最後に、通算99戦11勝(うち地方5戦0勝)の成績を残し引退、種牡馬入りした。昨年から産駒はデビューしているが、カタロニアJRA・地方を通じて初勝利。同馬以外に、イベリア(牝2、北海道・若松平厩舎)、レアディスカバリー(牝2、北海道・鈴木英二厩舎)が現役登録されている。

 カタロニアは、今年4月21日のデビュー戦(札幌・ダート1000m)ではベストンブレーヴ(牡2、北海道・村上正和厩舎)から2.8秒差の5着。その後、2着2回、3着1回と好走はあったものの、通算10戦目での初勝利となった。

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