18日、
大井競馬場で行われた
アフター5スター賞(3歳上・ダート1200m、1着賞金2000万円)は、
早田秀治騎手騎乗の2番人気
ハタノアドニス(牡8、大井・高橋三郎厩舎)が、スタート直後から先頭に立つと、直線では1番人気
トミケンマイルズとの叩き合いをクビ差制し快勝。勝ちタイムは1分11秒7(稍重)。さらに2馬身差の3着には5番人気
ブラウンシャトレーが入った。
勝った
ハタノアドニスは
父アジュディケーティング、
母グリンパサー(
その父Vice Regent)という血統。98年12月に中山競馬場で美浦・佐藤林次郎厩舎所属としてデビュー(2着)。2戦目で勝ち上がり、5戦して美浦・
畠山吉宏厩舎に移籍。14戦して大井・高橋三郎厩舎に移籍した当初は勝ちきれなかったものの、03年に入ると
東京シティ盃、
フロンティアスプリント盃を連勝。
栗駒賞、
アフター5スター賞と重賞2連勝で臨んだ
東京盃(交流G2)では
サウスヴィグラスに4馬身差つけ圧勝し、次走の
JBCスプリント(交流G1)では
サウスヴィグラスの4着に敗れたものの、同年のNAR
最優秀短距離馬に輝いた。
アフター5スター賞は昨年に続き連覇、重賞6勝目となった。通算成績37戦12勝(うち中央21戦6勝)。