21日、札幌競馬場で行われた
札幌記念(G2)で11着の最下位に終わった
ダービーレグノ(牡6、栗東・高橋成忠厩舎)が、レース中に左後屈腱断裂を発症。予後不良と診断され、安楽死処分がとられた。
ダービーレグノは、
父トニービン、母が95年
クリスタルC(G3)3着の
ダービーキングダム(
その父ロイヤルアカデミーII)という血統。00年11月の京都でデビュー(9着)し、4戦目(阪神芝1200m)で初勝利を挙げる。続く01年
シンザン記念(G3)で重賞初制覇。その後
皐月賞5着、
日本ダービー7着、
菊花賞(すべてG1)15着など、勝ち星に恵まれない時期が続いたが、03年8月の
新潟記念(G3)で、約2年8ヶ月ぶり(27戦ぶり)の勝利を挙げた。今年は
日経賞、
目黒記念(共にG2)で3着に入るなど健在ぶりを見せていた。通算成績は43戦3勝(うち重賞2勝)。